あめちょに潜行!

渋谷駅前のロータリーの地下には、台風やゲリラ豪雨の際に一時的に雨水を貯留するための巨大な空間があります。略称は「あめちょ」なんだそうです。ドロップシャフトの点検作業のため、この「あめちょ」の中に入ることになりました。

プール13杯分もあるこの巨大地下空間に、雨水を流し込むための施設がドロップシャフトです。外側から見ると大きな筒なのですが、内部はらせん階段のような水路になっていて、スムーズに水を落下させることができます。

下水道にドロップシャフトを設置するメリットは、

1.洗堀(水流でコンクリートが削れること)の防止

2.硫化水素の発生を抑える

3.騒音・悪臭の防止

などがあります。これから雨の季節になりますが、渋谷の街を水害から守るため、地下では今日もあめちょとドロップシャフトが活躍しています。


ドロップシャフトのメーカーサイトはこちら

アルゴ工業

株式会社アルゴ工業は、管路内調査・清掃を専門とする会社です。簡単に言うと、下水道管の中をカメラで撮影したり、作業員が管内に入って目視で点検し、下水道の老朽化を診断しています。

0コメント

  • 1000 / 1000